
* 羽化殻 ・・・ かなり以前に産卵の目撃例があったと言われる水域で3例目の羽化殻を観察するに至った。
2022年6月16日 非公表
和名: マルタンヤンマ
由来: フランスの昆虫学者 Rene Martin 氏の献名によるもの
学名: Anaciaeschna martini
分類: 不均翅亜目・ヤンマ科・トビイロヤンマ属
全長: ♂ 65~81mm・♀ 72~84mm ・・・ ヤンマ科内では中型種
環境: 周囲に樹林のある抽水植物が繁茂する池沼、湿地など
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 2~3週間・幼虫期間 8ヶ月~1年程度.幼虫で越冬する
形態: 成熟 ♂は濃褐色地に複眼と胸部、腹部の斑紋がコバルトブルー、♀は赤褐色地に複眼と斑紋が黄緑色で翅が橙色に煙る
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 観察期間中です ・・・ 5月30日初見(羽化殻) / 月日終見 / 観察日数 日
区分: 園内羽化種 ・・・ 2015年以降の観察歴は5~6月に羽化殻のみ5例あり、初確認は2016年に知人のM氏が発見したもの
羽化: 6月初旬~ / 水生植物の池 3例(いずれも単独)、他所 2例(10個体前後、単独)
観察: データ不足
生態: 園内で細々と命を繋いでいると思えるが、黄昏飛翔性の強さから開園時間内での個体数を含めた生息の実態把握は難しい
追記:7~8月にかけて羽化水域周辺の林内を丹念に探索しているが、成虫には未だに遭遇出来ていない。
*** アップロード 2画像 ***
① 羽化殻 2022年06月16日 非公表
② 羽化殻 2022年06月16日 非公表

* 羽化殻 ・・・ 3例目の発見当日に目視でざっと数えて見た結果、10個体前後の羽化殻を確認出来た。
2022年6月16日 非公表