オツネントンボ

RDB  環境省:―    埼玉県:―    東京都:CR   千葉県:CR   神奈川県:VU

* 成熟 ♂ ・・・ 越冬明けに複眼上部が青色味を帯びるが、他の越冬2種のように体色全体の変化は見られない。

2020年4月7日 雅の広場の池



和名: オツネントンボ
由来: おつねんは「越年」を意味し、成虫で越冬する本種の生態に因んだもの
学名: Sympecma paedisca
分類: 均翅亜目・アオイトトンボ科・オツネントンボ属
全長: ♂ 37~41mm・♀ 35~41mm ・・・ イトトンボ類全般の中では中型種

環境: 抽水植物が繁茂する池沼
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 1~2週間・幼虫期間 1.5~3ヶ月程度.成虫で越冬する
形態: ♂♀同色.♂のみ成熟に伴って越冬明けの春に複眼上部が青色味を帯びる

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 前年羽化世代・観察期間終了です ・・・ 2023年は3月29日初見 / 3月29日終見 / 観察日数 1日
    越冬期 ・・・ 2019年11月6日を最後に以降は観察がありません ・・・ 初見 / 終見 / 観察日数

区分: 稀な飛来種 ・・・ 2015年以降の観察歴は5例あり、生殖活動期の4月に ♂♀小群、♂小群、♀単独各1例、越冬期の11月に ♀2例
羽化: 公園周辺の池沼など
観察: 4月初旬~中旬、11月上旬 / 春は雅の広場の池 3例、秋は花木園(桜)の林縁 2例
生態: 2016年4月、2023年3月に ♀の産卵行動(いずれも単独)を確認している

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① 成熟 ♂ 2020年04月07日 雅の広場の池