ホソミイトトンボ

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* ♂ 未成熟 越冬型 ・・・ 腹端に淡青色が残る越冬に向けた衣替えが進行中の個体、♂♀共に腹部は非常に細い。

2021年10月28日 旧遊戯広場



和名: ホソミイトトンボ
由来: 非常に細身な体型に因んだもの
学名: Aciagrion migratum
分類: 均翅亜目・イトトンボ科・ホソミイトトンボ属
全長: ♂ 30~38mm・♀ 31~38mm ・・・ イトトンボ類全般の中では中型種

環境: 透明度の高い池沼、湿田
発生: 1年2化(第1化が夏型、第2化が越冬型)・・・ 卵期間 1~3週間・幼虫期間 1~2ヶ月程度.成虫で越冬する
形態: ♂♀同色で腹部が非常に細い.夏型は緑色味が強く、越冬型は淡青色~淡褐色~青色の順に体色が変化する

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 前年羽化世代・まだ観察がありません ・・・ 昨年は3月23日初認 / 5月14日終認 / 観察日数18日(臨時休園の影響あり)
    当年羽化世代・観察期間前です ・・・ 昨年は10月23日初認 / 12月11日終認 / 観察日数19日

生息: 園外羽化種 ・・・ 飛来数は多からず少なからずで、春の生殖活動期、越冬期共に観察機会がある
羽化: 公園周辺の池沼など
観察: 4月中旬~6月中旬、10月下旬~11月中旬 / 春は雅の広場の池、秋は花木園(桜)の林縁など
生態: 春の雅の広場の池では例年産卵行動が日常的に見られるが、未だに羽化の確認に至っていない
追記: 生活史が全く異なる夏型、越冬型の2型が発生するメカニズムはまだ解明されていないと言う

*** アップロード 6画像 ***

① ♂ 未成熟 越冬型 2021年10月28日 旧遊戯広場
② ♂ 未成熟 越冬型 2021年11月15日 旧遊戯広場
③ ♀ 未成熟 越冬型 2021年11月05日 旧遊戯広場
④ ♀ 未成熟 越冬型 2021年10月30日 花木園(桜)
⑤ ♂ 成熟 越冬型 2018年05月17日 雅の広場の池
⑥ ♂♀ 交尾態 越冬型 2019年05月23日 日本庭園の池

* ♂ 未成熟 越冬型 ・・・ 衣替えをほぼ完了しているが、拡大して見たら部分的にお情け程度の青色味が残っていた。

2021年11月15日 旧遊戯広場

* ♀ 未成熟 越冬型 ・・・ 全身にうっすらと青色味が残っている個体、目視では白っぽい印象が強かった。

2021年11月5日 旧遊戯広場

* ♀ 未成熟 越冬型 ・・・ こちらは10月中に早々と衣替えを終え、枯れ枝に擬態しやすい越冬モードに変身済み。

2021年10月30日 花木園(桜)

* ♂ 成熟 越冬型 ・・・ 越冬明けの春に迎える生殖活動期には雌雄共に再び鮮やかな青色に変身する。

2018年5月17日 雅の広場の池

* ♂♀ 交尾態 越冬型 ・・・ 晴天日の午前中に抽水植物や水際の草に静止している姿がよく見られる。

2019年5月23日 日本庭園の池