ミヤマサナエ

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* 半成熟 ♀ ・・・ 未成熟期に高冷地などへ長距離移動する習性があり、園内に飛来する時期も定まらない。

2018年7月12日 北口自然探勝路



和名: ミヤマサナエ
由来: みやま(深山)は未成熟時に羽化水域を離れて高冷地などに移動する本種の生態に因んだもの
学名: Anisogomphus maacki
分類: 不均翅亜目・サナエトンボ科・ミヤマサナエ属
全長: ♂ 50~59mm・♀ 52~59mm ・・・ サナエトンボ科内では中型種

環境: 砂泥底の河川中~下流域
発生: 2~3年1化 ・・・ 卵期間 10日~2週間・幼虫期間 2~3年程度.幼虫で越冬する
形態: ♂♀同色.成熟個体は複眼が緑色、黒地の腹部には正中線に沿う黄色条、第7~9節が扁平に広がる

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 2023年観察データ ・・・ 6月4日初見 / 6月4日終見 / 観察日数 1日 / 年間ランキング 44種中 42位
    * 2015年~累計観察日数 3日 / 年平均 0.3日

区分: 稀な飛来種 ・・・ 6~9月にかけて未成熟、半成熟、成熟 ♀3例の観察歴があるのみ
羽化: 公園周辺の河川
観察: 6月上旬~9月下旬 / 北口自然探勝路 2例、湿地性植物見本園 1例
生態: 草地での観察からいずれも摂食目的の飛来と考えられる

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① 半成熟 ♀ 2018年07月12日 北口自然探勝路