
* 羽化 ♂ ・・・ 数年振りに多産したかと思うと、その翌年には全く影もないのが本種の不思議たる所以である。
2021年4月16日 花木園人工池
和名: ヨツボシトンボ
由来: よつぼし(四星)は各翅中央部にある4つの黒褐色斑に因んだもの
学名: Libellula quadrimaculata
分類: 不均翅亜目・トンボ科・ヨツボシトンボ属
全長: ♂ 39~52mm・♀ 38~49mm ・・・ トンボ科内では中型種
環境: 抽水植物が繁茂する池沼、湿地、放棄水田
発生: 1~2年1化 ・・・ 卵期間 1~2週間・幼虫期間 1~2年程度.幼虫で越冬する
形態: ♂♀同色.全身が黄褐色で、前、後翅中央の結節部分と後翅の基部に黒褐色斑
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2025年観察データ ・・・ 4月27日初見 / 5月29日終見 / 観察日数 13日
区分: 園内羽化種 ・・・ 基本的には園外からの散発的な飛来があるのみだが、一部の水域では不定期に羽化が見られる
羽化: 4月上旬~ / 花木園人工池(2015年、2021年)、水生植物の池(2025年)
観察: 4月上旬~5月中旬 / 水生植物の池など
生態: 水生植物の池では2025年4~5月にかけて複数個体が定着、生殖行動も見られた状況から羽化があったと判断した
*** アップロード 2画像 ***
① 羽化 ♂ 2021年04月16日 花木園人工池
② 成熟 ♂ 2025年05月01日 水生植物の池

* 成熟 ♂ ・・・ 全身黄褐色の毛深くずんぐりした体型と、各翅の中央部にある「四ッ星」がトレードマーク。
2025年5月1日 水生植物の池