コオニヤンマ

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* 成熟 ♂ ・・・ 毎年 ♂が縄張りを占有し ♀も産卵に来ているが、人工流水域での羽化はハードルが高そうだ。

2021年7月13日 渓流広場水路



和名: コオニヤンマ
由来: 小型のオニヤンマを意味するが、サナエトンボ科に「オニヤンマ」の命名は如何なものか?
学名: Sieboldius albardae
分類: 不均翅亜目・サナエトンボ科・コオニヤンマ属(オニヤンマの仲間ではない)
全長: ♂ 81~93mm・♀ 75~90mm ・・・ サナエトンボ科内では最大種

環境: 周囲に樹林のある河川中~下流域、小川
発生: 2~4年1化 ・・・ 卵期間 10日~3週間・幼虫期間 2~4年程度.幼虫で越冬する
形態: ♂♀同色.成熟個体は複眼が緑色、頭部が小さく後脚の腿節が非常に長い、黒地の腹部に黄色斑

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 2023年観察データ ・・・ 6月24日初見 / 9月11日終見 / 観察日数 12日
   
区分: 園外羽化種 ・・・ ここ数年個体数、観察機会共に減少している
羽化: 公園周辺の河川など
観察: 6月上旬~9月中旬 / 未成熟時は明るい草地、成熟個体は渓流広場水路、日本庭園水路など
生態: 例年渓流広場や日本庭園の人口流水路で ♂が縄張りを占有し、♀の産卵行動も見られる
追記: 貪欲なハンターとして知られ、狩りに適した長い脚でチョウ類などの大型昆虫を捕食する

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① 成熟 ♂ 2021年07月13日 渓流広場水路