
* 羽化 ♂ ・・・ 6年振りに確認した羽化は10日間程続いたが、強風の日が多く羽化殻ごと落水する個体も見られた。
2021年4月16日 非公表
和名: ヨツボシトンボ
由来: よつぼし(四星)は各翅中央部にある4つの黒褐色斑に因んだもの
学名: Libellula quadrimaculata
分類: 不均翅亜目・トンボ科・ヨツボシトンボ属
全長: ♂ 39~52mm・♀ 38~49mm ・・・ トンボ科内では中型種
環境: 抽水植物が繁茂する池沼、湿地、放棄水田
発生: 1~2年1化 ・・・ 卵期間 1~2週間・幼虫期間 1~2年程度.幼虫で越冬する
形態: ♂♀同色.全身が黄褐色.前、後翅中央の結節部分と後翅の基部に黒褐色斑
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 観察期間終了です ・・・ 2022年は5月4日初見 / 5月4日終見 / 観察日数 1日
区分: 園内羽化種 ・・・ 数年に一度の割合で多産が起きているが、通常は園外からごく少数が飛来する程度
羽化: 4月上旬~ / 非公表
観察: 4月上旬~5月中旬 / 日本庭園の池、ふれあい広場とんぼ池など
生態: 多産が起きた2014、2021年以外は羽化の確認がない年が多く、2013、2015年にはごく少数のみ発生した
追記: 基本的に園内の環境は本種の定着に好適ではないと思われ、羽化はあくまでも一時的と考えるべきである
*** アップロード 4画像 ***
① 羽化 ♂ 2021年04月16日 非公表
② 羽化 ♀ 2021年04月16日 非公表
③ 未成熟 ♀ 2021年04月15日 花木園(桜)
④ 成熟 ♂ 2021年05月04日 日本庭園の池

* 羽化 ♀ ・・・ 最初は♂の羽化が先行するようで、後半は日を追うごとに♀の比率が高まって来た。
2021年4月16日 非公表

* 未成熟 ♀ ・・・ 数日前に羽化したと思われる新鮮な個体が在来種のタンポポに静止してくれた。
2021年4月16日 花木園(桜)

* 成熟 ♂ ・・・ 全身黄褐色の頑丈そうな体型と、各翅の中央部にある「四星」がトレードマーク。
2021年5月4日 日本庭園の池