ヒメアカネ

RDB  環境省:―    埼玉県:VU   東京都:EN   千葉県:CR   神奈川県:

* 羽化後 ♂ ・・・ 周囲には同類他種や大型のムシヒキアブなどが多く、捕食されるリスクが非常に高い場所だった。

2016年7月28日 非公表



和名: ヒメアカネ
由来: 小さなアカトンボを意味する
学名: Sympetrum parvulum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 28~38mm・♀ 29~38mm ・・・ アカネ属内では最小型種

環境: 周囲に樹林のある植物が密生した湿地など
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 3~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 成熟 ♂は前額が白色で腹部のみが赤化し、♀の腹部は橙褐色.♀にのみ前額に眉状斑がある

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 2016年10月11日を最後に以降は観察がありません ・・・ 初見 / 終見 / 観察日数

区分: 過去羽化種 ・・・ 2016年にのみ羽化を確認したが、以降は園内全域で長期間観察が途絶えている
羽化: 公園周辺では産地が減少していると思われる、2016年のみ7月中旬~非公表エリアでごく少数
観察: 7月中旬~10月中旬 / 2016年のみ非公表エリア
生態:生息環境の適応幅が狭く、長期間観察がないことから園内個体群は消失した可能性が高い

*** アップロード 3画像 ***

① 羽化後 ♂ 2016年07月28日 非公表
② 成熟 ♂ 2016年09月27日 非公表
③ 成熟 ♀ 2016年09月28日 非公表

* 成熟 ♂ ・・・ 眉状斑のない白色の前額、腹部に出る黒色斑、上側に反らない上付属器などが識別のツボになる。

2016年9月27日 非公表

* 成熟 ♀ ・・・ 胸部前面中央の黒斑はマユタテアカネのように先細らず、腹端からは産卵管が突き出る。

2016年9月28日 非公表