
* 成熟 ♂ ・・・ 一見マユタテアカネに似るが、白色の顔面に眉状斑はなく、腹端の上付属器は上側に反らない。
2016年9月27日 非公表
和名: ヒメアカネ
由来: 小さなアカトンボを意味する
学名: Sympetrum parvulum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 28~38mm・♀ 29~38mm ・・・ アカネ属内では小型種
環境: 周囲に樹林のある植物が密生した湿地など
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 3~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 成熟 ♂は顔面が白色、腹部のみが赤化し黒色斑が目立つ、♀の腹部は橙褐色
識別: 胸部側面中央の黒条は細く小さい.♀にのみ顔面に眉状斑が見られる.♂の上付属器は上側に反らない
対象: マユタテアカネ(胸部側面中央の黒条は酷似)、マイコアカネとの比較
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2025年観察データ(長期間観察なし) ・・・ 最も直近の観察は2016年10月11日 非公表エリアでの成熟 ♀
区分: 過去羽化種 ・・・ 2016年に羽化と ♂♀の成熟個体を確認したが、翌年以降は園内全域で長期間観察が途絶えている
羽化: 2016年のみ7月中旬~非公表エリアでごく少数、公園周辺でも産地が減少していると思われる
観察: 7月中旬~10月中旬 / 2016年のみ非公表エリア
生態:生息環境の適応幅が狭く、現在の状況を見る限り園内の個体群は消失したと思われる
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① 成熟 ♂ 2016年09月27日 非公表