ノシメトンボ

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* 半成熟 ♀ ・・・ 胸部側面中央の太い黒条は上部まで届き、アカネ属の中ではオオキトンボと並んで最も大きい。

2022年9月3日 彫刻広場



和名: ノシメトンボ
由来: 腹部の斑紋を「熨斗目の格子模様(のしめのこうしもよう)」に見立てたもの
学名: Sympetrum infuscatum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 37~51mm・♀ 39~52mm ・・・ アカネ属内では最大種

環境: 池沼、湿地、水田など
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 3~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 翅の先端に褐色斑、前額の眉状斑は有無双方の個体がいる.成熟 ♂は胸部、腹部が暗赤褐色になり、♀の腹部は淡褐色

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 園内では観察期間前です ・・・ 2022年は6月28日初見 / 9月22日終見 / 観察日数 9日

区分: 園外羽化種 ・・・ 安定していた個体数が2018年頃から急減し、現在は容易に遭遇出来ない種になっている
羽化: 水田、池沼を含めて公園周辺の多産場所は既に失われた感がある
観察: 7月下旬~9月上旬 / 疎林広場、中央橋付近など
生態: ごく少数の未成熟個体が7月下旬から園内に滞在し、成熟に伴って9月半ばまでには姿を消す

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① 半成熟 ♀ 2022年09月03日 彫刻広場