
* 成熟 ♂ ・・・ 7年振りの出会いはハプニングだったが、絵になるような場所には最後まで静止してくれなかった。
2023年9月26日 花木園 梅林付近
和名: マイコアカネ
由来: 青白色の額面を京舞妓の白粉化粧に見立てたもの
学名: Sympetrum kunckeli
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 29~40mm・♀ 29~38mm ・・・ アカネ属内では小型種
環境: 抽水植物が繁茂する池沼、湿地
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 3~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 前額が青白色で媚状斑は有無両方の個体がいる.成熟 ♂は腹部のみが赤化し、♀の腹部は黄褐色
識別: 胸部側面中央の黒条は短く、肩縫線との間にも紛らわしい小黒斑がある(個体差あり)・・・ ヒメアカネ、マユタテアカネとの比較
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 観察期間終了です ・・・ 2023年は9月26日初見 / 9月26日終見 / 観察日数 1日
区分: 稀な飛来種 ・・・ 2015年以降の観察歴は5例あり、8~9月に成熟、未成熟 ♂各1例、未成熟 ♀2例
羽化: 2016年8月以来7年振りの観察が成熟個体だったこともあり、公園周辺の産地がまだ消失していない可能性も出て来た
観察: 8月上旬~9月下旬 / 野草コース、疎林広場付近 3例、彫刻広場 1例、花木園 梅林付近 1例
生態: 未成熟、半成熟個体の観察がほとんどで2023年の成熟個体は初記録、また、滞在は短く観察が連日に及んだ例はない
追記: トンボの観察記録を付ける以前の2011~2014年頃には、毎年のように複数回の遭遇があったと記憶している
*** アップロード 1画像 ***
① 成熟 ♂ ・・・ 2023年09月26日 花木園 梅林付近