
* 未成熟 ♂ ・・・ 翅の帯状斑や橙色味を帯びた翅脈など、他のアカネ属にはない個性が見られる。
2017年8月20日 北入口付近
和名: ミヤマアカネ
由来: 本種は高冷地ではなく低地を中心に生息する為、「深山」の命名の背景には謎が多い
学名: Sympetrum pedemontanum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 30~41mm・♀ 30~40mm ・・・ アカネ属内では小型種
環境: 流れの緩い用水路、大河の河川敷、水田など
発生: 1年1化(2化説あり)・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 2~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 翅に褐色の帯状斑.成熟 ♂は縁紋や翅脈まで全身が鮮やかに赤化し、♀の腹部は橙褐色
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2020年9月28日を最後に以降は観察がありません ・・・ 初見 / 終見 / 観察日数
区分: 稀な飛来種 ・・・ 2015年以降の観察歴は延べ30日あり、7~9月にいずれも未成熟か半成熟個体
羽化: 公園周辺の用水路、水田など(大麻生付近の荒川河川敷に生息地があるらしい)
観察: 7月上旬~9月上旬 / 北入口付近の園路際、野外炊飯広場など
生態: 当日限りの短い滞在がほとんどで、観察機会は年により波が大きい
*** アップロード 3画像 ***
① 未成熟 ♂ 2017年08月20日 北入口付近
② 未成熟 ♀ 2017年08月25日 北入口付近
③ 半成熟 ♂ 2017年08月25日 野外炊飯広場

* 未成熟 ♀ ・・・ この年は例年になく観察機会に恵まれたが、お約束通り成熟する前に全数が姿を消した。
2017年8月25日 北入口付近

* 半成熟 ♂ ・・・ 前額や腹部、翅の縁紋が赤化した成熟間近の個体を園内で目にする機会は少ない。
2017年8月25日 野外炊飯広場