
* 成熟 ♂ ・・・ 晩秋になると思わぬ場所に現れるボヘミアンで、園内への飛来確認は実に4年振りだった。
2021年11月10日 日本庭園の池
和名: キトンボ
由来: 翅の大部分を染める橙色斑に因んだもの
学名: Sympetrum croceolum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・アカネ属
全長: ♂ 37~47mm・♀ 37~47mm ・・・ アカネ属内では中型種
環境: 透明度の高い池沼
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 6ヶ月・幼虫期間 3~5ヶ月程度.卵で越冬する
形態: 翅の前縁部と基部周辺に橙色斑.成熟 ♂は腹部背面が赤化し、♀の腹部は橙褐色で産卵弁が大きい
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2021年11月11日を最後に以降は観察がありません ・・・ 初見 / 終見 / 観察日数
区分: 稀な飛来種 ・・・ 2015年以降の観察歴は4例あり、10~11月に成熟 ♂3例、♀1例
羽化: 埼玉県内の生息地は長瀞町岩畳の四十八沼がよく知られる
観察: 10月上旬~11月中旬 / 雅の広場の池 2例、日本庭園の池 1例、水生植物の池 1例
生態: 近隣水域での本種の羽化は考え難く、ボヘミアンの偶発的な飛来と思われる
追記: トンボの観察記録を付ける以前の2014年10月にも、2♂が雅の広場の池に数日間滞在したことを記憶している
*** アップロード 1画像 ***
① 成熟 ♂ 2021年11月10日 日本庭園の池