シオカラトンボ

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* 羽化 ♂ ・・・ 抽水植物などが被って撮影し難いケースが多いが、珍しくスッキリした場所で羽化してくれた。

2018年4月27日 水生植物の池



和名: シオカラトンボ
由来: 食品の塩辛ではなく、♂の腹部に生じる白粉を塩に見立てたものと言われる
学名: Orthetrum albistylum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・シオカラトンボ属
全長: ♂ 47~61mm・♀ 47~61mm ・・・ トンボ科内では大型種

環境: 池沼、湿地、水田など止水域全般
発生: 1年多化 ・・・ 卵期間 5~10日・幼虫期間 2~8ヶ月程度.幼虫で越冬する
形態: 成熟 ♂は複眼が青色で腹部第1~6節に白粉を生じる.♀の複眼は青緑色で腹部は黄褐色地に麦わら模様

*** 森林公園内での観察状況 ***

記録: 2024年観察データ ・・・ 4月17日初見 / 月日終見 / 観察日数 日
   
区分: 園内羽化種 ・・・ 個体数、観察機会共に高位安定している
羽化: 4月中旬~ / 水生植物の池など各所
観察: 4月中旬~10月下旬 / 園内各所
生態: 水辺、草地を問わず春から秋まで切れ目なく日常的に見られる

*** アップロード 5画像 ***

① 羽化 ♂ 2018年04月27日 水生植物の池
② 未成熟 ♂ 2017年08月17日 彫刻広場
③ 成熟 ♂ 2022年08月05日 日本庭園の池
④ 成熟 ♀ 2022年08月22日 彫刻広場
⑤ 交尾態 ♂♀ 2022年08月16日 水生植物の池

* 未成熟 ♂ ・・・ 複眼が茶褐色で腹部にもまだ白粉を生じず、見た目は ♀の未成熟個体とほとんど変わらない。

2017年8月17日 彫刻広場

* 成熟 ♂ ・・・ どこに行っても見かける普通種の代表格だが、子供の頃は誰もがこの青い眼に憧れたに違いない。

2022年8月5日 日本庭園の池

* 成熟 ♀ ・・・ 青緑色の複眼に麦わら模様の腹部がトレードマーク、何故か真夏の草地での撮影機会が多い。

2022年8月22日 彫刻広場

* 交尾態 ♂♀ ・・・ 個体数が多い分ライバルも多く、交尾後も他の ♂にしばしば干渉されて落ち着けない。

2022年8月16日 水生植物の池